[東京国際芸術祭 公演初日通信]

この公演初日通信は、東京国際芸術祭コミュニケーション・プログラムの一環として、「YAMP−BB〜ブロードバンドで演劇〜」メンバーの学生が各公演の舞台稽古を取材し、ビデオとテキストによるレポートを公演初日にウェブ上で公開するものです。

過去の足枷をはずし、まったく「新しい」ものを鑑賞したい。
そんな夢を叶えてくれる人達がイデビアン・クルーだ。

彼らのダンスにはダイナミックバレエ、幾何学的身体表現、などが見られるが、けして難解でなく非常に繊細で美しく時には観客を爆笑の渦に巻き込む。芸術性とエンターテイメント性のバランスが素晴らしい「新しい」作品と感じた。芸術性を高めているのは美術を担当された椿氏の力も大きいだろう。衣装、舞台装置に注意し、そこに込められている意味も考えてほしい。


前半の映像とダンスの可愛らしい融合も注目。こんなに素晴らしい作品が出来ているのに、この国は本当に大不況で様々な困難を抱えているのだろうか?信じられない。どこか遠い国の話に違いない。

それにしても今回の公演は幅広い層の人に見られるべきだと思
う。イデビアンに祝杯を!喝采を!終了時には靴を鳴らして大歓声
で彼らを迎えよう!

前回の公演の音楽に使われたASA-CHANG&巡礼のCD、LIVEもイデビアン・クルーと(異なる表現だが)同じく「新しい」感
動を与えてくれるので是非、聞いてほしいと思う。


白木亮