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Camo-Café Talk Vol.3 開催のお知らせ
[February 9, 2008]

Camo-Café Talk Vol.3

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日時:2008年2月29日(金)19時 - 21時
会場:にしすがも創造舎 Camo-Café (1F特設カフェ)
料金:無料 (会場にてドリンク販売あり)
定員:30名程度
申込:予約フォームより

*ご予約なしでお越しいただいた際には、お席をご案内できない場合あります。
必ず事前にご予約をお願いします。


ゲストアーティスト:
馬場正尊(建築家)
高山明(演出家)


第3回目は、建築家の馬場正尊と演出家の高山明(PortB)によるトーク。機能不全に陥った空きビルや都市を再生する「Rプロジェクト」、新たな視点で都心の物件を掘り起こす「東京R不動産」など、建築というツールを用いながら都市に新しいムーブメントを生み出してきた馬場氏。一方、演劇というメディアを使いながら、ひと、歴史、景観など、都市そのもの構成要素を素材に独自の表現を探求する高山氏。「既にそこにあるもの」の価値や関係性を転換・再構成する二人の作家が、お互いの仕事を紹介し合いながら繰り広げるフリートークです。ぜひお見逃しなく。

プロフィール

馬場正尊 
1968年佐賀県生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科建築工学専攻を修了後、博報堂に入社。約4年にわたり、都市博をはじめ地域計画や大型イベントに関わったのち、大学院博士課程に復学、この時期に雑誌『A』も創刊、編集長を務める。2002年に建築事務所「オープン・エー」を設立。設計、執筆、都市計画のコンサルティングの仕事の傍ら、計、執筆、都市計画のコンサルティングの仕事の傍ら、独特の視点で空き物件を発見するサイト「東京R不動産」の運営や、空ビルを時限的にギャラリーにするCET(Central East Tokyo)などに参画。

高山明 
演出家。1969年生まれ。2002年Port B(ポルト・ビー)結成。ドイツで培った演出メソッドを叩き台に、演劇以外の活動に携わるアーティストや職人を中心に演劇的実験を繰り返し、現代演劇の可能性を模索している。活動は多岐にわたり、ブレヒトの第一詩集『家庭用説教集』を素材に「教育劇とは何か」を探った作品や、「演劇(的)テクスト」に取り組んだ舞台を作る一方で、高島平をフィールドワークし団地で暮らす人達を舞台に招き入れたドキュメンタリー性の強い舞台が他方にある。また実際の都市をインスタレーション化する“ツアー・パフォーマンス”なるものを企画するなど、いずれの活動においても「演劇とは何か」という問いが根底にあり、「きたるべきもの」としての現代演劇を追求している。
『ポストドラマ演劇』の著者H=T・レーマンとの共同プロジェクト(フランクフルト/ベルリン)が始まるなど、ドイツでの活動も積極的に行っている。
主な作品に、『10月1/2日の約1時間20分』03年)、H.ミュラー作『ホラティ人』(05年)、『一方通行路』(06年)、E.イェリネク作『雲。家。』(07年)、『東京/オリンピック』(08年)など


主催:NPO法人アートネットワーク・ジャパン
協力:Port B



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