日程: 3月8日(土) 16時〜19時 会場: にしすがも創造舎 1-1教室 料金: 無料 申込: こちらから 定員: 30名 (先着順、定員に達し次第予約終了) 言語: スペイン語(日本語による逐次通訳つき) |
演出 : ダニエル・ベロネッセ Daniel Veronese 劇作家、演出家、ドラマトゥルク。1955年アルゼンチン生まれ。 役者/マイム役者として活動を開始し、1985年より人形劇に携わる。1989年には、アルゼンチンの前衛演劇を牽引した伝説的パフォーマンス集団「エル・ペリフェリコ・デ・オブヘトス」をアナ・アルバラド、エミリオ・ガルシア・ウェビとともに立ち上げた。 演出家/ドラマトゥルクとしてのダニエル・ベロネッセの際立った感性は、アルゼンチンの演劇界で特別な注目を浴びている。 これまでに20以上の戯曲を著し、10作品以上の演出を手がけ、彼の作品集として『Cuerpo de Prueba』(全2巻)(ブエノスアイレス大学)と『La Deriva』(アドリアーナ・イダルゴ出版社)を出版している。 この15年間で国内では約25にも及ぶ受賞暦を誇るダニエル・ベロネッセは、常にパフォーミング・アーツの新しいトレンドを生み出し、実験的な作品を創作している。1999年、2001年、2003年および2005年のブエノスアイレス国際演劇祭では、プログラムを立案するキュレーターのひとりを務めた。国や財団からも支援を受け、アルゼンチン演劇界に影響を与え続けている。ベロネッセの作品は、アヴィニョン・フェスティバル、クンステン・フェスティバル・デザール、リンカーン・センター・フェスティバルなど、海外の多くのフェスティバルに招聘されている。 近年のアントン・チェーホフのプロジェクトとしては、『三人姉妹』のほかに『ワーニャ伯父さん』を題材とした作品にも取り組んでいる。 |
日程: 3月15日(土)13時~16時 会場: にしすがも創造舎 1-1教室 料金: 無料 申込: こちらから 定員: 30名 (先着順、定員に達し次第予約終了) 言語: ドイツ語(日本語による逐次通訳つき) |
構成・演出:シュテファン・ケーギ Stefan Kaegi
1972年、スイスに生まれる。チューリッヒの美術大学を卒業後、ドイツのギーセン大学で演劇を学ぶ。2000年にヘルガルド・ハウグ、ダニエル・ヴェツェルの二人と共にアートプロジェクト・ユニット、リミニ・プロトコル(Rimini Protokoll)を結成。2002年にはハウグ、ヴェツェルと共に『Deutschland 2』を発表。朝9時から真夜中まで終日ベルリンで行われている国会を公募で集まった一般市民が、ボンで同時中継をするというプロジェクトは、ドイツで大きな話題となった。2006年にはフランスのアヴィニョン演劇祭で、『Mnemopark』と『Cargo Sofia-Avignon』の2作品を上演。両作品とも大きな反響を呼び、各フランスメディアで絶賛された。
ケーギは新作の製作にあたり、都市に対する徹底的なリサーチを基に、政治的・社会的な文脈から作品を作り上げる。その過程で出会った一般の人々を、彼は「日常生活のスペシャリストたち」と評し、出演者として起用。ドキュメンタリーやレディ・メイドの手法を用い、「ドキュメンタリー演劇」とも呼ばれる彼の作品は、アーティストが声高に政治を語るのではなく、現代の実社会を生きる人々との共同作業によって社会的・政治的な問題を描き出す。その大胆なプロジェクトの数々は、21世紀アートの新たな事件として世界中の注目を集めている。 |