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地域を拠点に活躍する劇団を招聘し、東京で公演を行うリージョナルシアター・シリーズ。
このシリーズは財団法人地域創造との共催事業として1999年に開始し、2006年までに38劇団を紹介してきました。
今回からのリージョナルシアター･シリーズは「リーディング公演部門」「創作・育成プログラム部門」の二部門制となり、より作品創作に密着した新企画となりました。
【リーディング公演部門】
地域で活躍する劇団が同時期に1週間東京に滞在して稽古を行い、リーディング公演を上演します。各劇団の劇作家にはプロの劇作家が戯曲の創作段階からアドバイスを行い、より質の高い戯曲を目指します。ここで上演された作品は、地域に戻り本公演として上演します。
【創作・育成プログラム部門】
リーディング公演部門に参加した劇団・団体の中から1名の作家または演出家を翌年度の「創作・育成プログラム部門」に選出。東京に６〜８週間滞在し、演劇公演を１作品創作・上演します。初年度の今年は過去のリージョナルシアター・シリーズ参加団体から、札幌で活躍する演出家・北川徹氏を選出。アドバイザーには宮城聰氏をむかえ、期待の新作公演となります。