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ユダヤ人女性・シェリーが、懐かしのバービー人形(1960年代製)やバービー・グッズを片手に、石油獲得へ突き進んだアメリカの姿を語る一人芝居。1964年、10歳のシェリーは、母からバービー用の素敵なイブニングドレスを買ってもらう。ちょうどその年、アメリカとイランの間にSOFA(駐イラン米軍地位協定)が締結され、これが9.11へと続く石油獲得戦略の幕開けになった…とはじまり、シェリーの個人的視点とバービーの夢物語から、大国アメリカが辿ってきた歴史の裏側が次々と描かれていく。そして今、資源も夢も費えつつあるアメリカ。「素晴らしい事の終わり」にはいったい何があるのか?! 出演:大崎由利子 / 申瑞季(青年団)/工藤倫子(青年団) |
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セックスと死の濃密なイメージが入り乱れ、詩的なリズムで物語が進行する会話劇。ジャン(女)が薄汚れたホテルの一室で目を覚ますと、ベッドの隣には全裸の女性E.がぐっすりと眠り込んでいる。酩酊していたのかジャンには前後の記憶がまったくない。過去・現実・虚構の区別のつかない、様々な情景が移り変わった後、ジャンはE.を激しく求め、セックスや喧嘩、ごっこ遊びが繰り広げられる。そこへジャンの恋人ジョンが現れて…幸福への夢想、愛情の権力関係、異性/同性への愛…自由を求めながら孤独の恐怖におびえる現代人の姿が、静かに、激しく、浮かび上がる。 出演 : 熊本賢治郎 (劇団解体社) / 卯月妙子 / MAMI |
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“アメリカ”の暴力に晒されてきたマイノリティの姿と、“楽園”から追放された人類の神話が、パラレルに描き出される難解な作品。ロサンジェルスの労働者階級のアフリカ系アメリカ人家族。夫と妻が別れ話をしている最中、夫の弟が父親の灰を持ってやってくる。やがて死んだはずの父が登場、生者と死者の境界が曖昧となり、登場人物たちは神話的な象徴性を帯びてくる。この極めて複雑な文化的背景を持つ戯曲を、果たして「日本語によるリーディング」で紹介できるのか?翻訳劇に独自のスタイルで取組む中野成樹、新境地へ! 出演 : 村上聡一 (フランケンズ) / 野島真理 (フランケンズ) |
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―日米劇作家交流プログラム(TIF+財団法人セゾン文化財団):本谷有希子『乱暴と待機』(英題/Vengeance can Wait)』(米プレイライツ・センター「プレイ・ラボ」参加)を例に―
司会:内野儀(演劇批評家)
パネリスト: ポリー・カール(プレイライツ・センター芸術監督)、本谷有希子(「劇団、本谷有希子」主宰)、吉田恭子(アーツ・ミッドウェスト)、長島確(ドラマトゥルク)
プログラムディレクション:大久保聖子(TIF)、吉田恭子(アーツ・ミッドウエスト)、ポリー・カール(プレイライツ・センター)
ドラマトゥルク:長島確
企画アドバイザー:内野儀(演劇批評家)
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『素晴らしい事が終わるとき―歴史とわたしとバービー人形―』 |
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一般:1,000円/学生:800円(当日要学生証提示) |
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12月20日(水) |
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・電子チケットぴあ Tel.0570-02-9999/0570-02-9966(Pコード374-133) |
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ぷれいす Tel.03-5468-8113 |
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東京国際芸術祭(TIF) Tel.03-5961-5202 tif@anj.or.jp |
主催:APA(芸術振興協会)/ |
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助成:日米友好基金 |
後援:アメリカ大使館 |
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U.S./Japan Cultural Trade Network |
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アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズ
3演目セット券
アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズ
『素晴らしい事が終わるとき -歴史とわたしとバービー人形-』
2/2(金) | 3(土) |
アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズ
『DOE 雌鹿』
2/3(土) |
アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズ
『アダムの後に』』
2/4(日) |