東京国際芸術祭2004 10回記念ユーラシアフェスティバル
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リージョナルシアター・シリーズ・プロデュース 国道、書類、風呂桶。−短編二作同時上演− 長久手公演・京都公演決定!
pictureいちごの沈黙 (c) 谷古宇正彦

『いちごの沈黙。』『コイナカデアル。』3月6日(土)―7日(日) 東京芸術劇場小ホール2

京都公演(終了しました)
京都芸術センターセレクションvol.13
2004.6.19(土)〜20(日)
京都芸術センター フリースペース 
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
TEL 075-213-1000
http://www.kac.or.jp/index.html

6月19日(土)19:00 開演
6月20日(日)15:00 開演

前売開始  4月10日(土) 
一  般 2,200円(当日2,500円) 
全席自由

前売:
京都芸術センター 075-213-1000 (担当:松浦)
チケットぴあ 0570-02-9999

お問合せ:
京都芸術センター 075-213-1000
NPO法人アートネットワーク・ジャパン 03-5961-5200

主催:リージョナルシアター・シリーズ
共催:京都芸術センター

長久手公演(終了しました)
2004.5.8(土) 〜 9(日)
長久手町文化の家 森のホール
〒480-1103 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字野田農94番地1
TEL 0561-61-3411
http://www.bunka.nagakute.aichi.jp

5月 8日(土)19:00 開演
5月 9日(日)14:00 開演
(開場は開演の30分前)

前売開始  3月13日(土) 
一  般 2,200円(当日2,500円) 
全席自由

前売:
長久手町文化の家 0561-61-2888
Nピア(アピタ長久手店2F) 0561-63-9200
チケットぴあ 0570-02-9999
〔Pコード・352-706〕

お問合せ:
長久手町文化の家 0561-61-3411
NPO法人アートネットワーク・ジャパン 03-5961-5200

主催:長久手町
共催:リージョナルシアター・シリーズ

 

99年に始まったリージョナルシアター・シリーズ((財)地域創造、NPO法人アートネットワーク・ジャパン主催)が5周年特別企画としてプロデュースした作品。タイトル「国道、書類、風呂桶。」は「ビター」「大人」「ノスタルジー」から連想される言葉を脚本・演出の4人が出し合ったもので、このキーワードをもとに鈴江、深津両氏が「大人の芝居」を書き下ろしました。二作とも三人芝居、45分の短編、小規模ながらシリーズの人材・醍醐味・ネットワークを凝縮した企画となっています。『いちごの沈黙。』はハンバーガーチェーン店の店長3人がご褒美旅行に来た「ランプの宿」での一夜の物語。『コイナカデアル。』は風呂場に住む男と引っ越してきたばかりの若夫婦の話。二人の演出家と3人(×2)の俳優たちが紡ぎだす鈴江的世界と深津迷宮、それぞれの濃密な時間、空間で芝居の醍醐味をぜひ味わってください。

「意図恋し、鈴江さん。」
はせひろいち(劇団ジャブジャブサーキット代表)

今回の鈴江作品はかなりの脅威です。やっぱ鈴江さんってコワイ。目が笑ってない時多いしなぁ。活字通りに喋ればいいセリフなんてほどんどない台本です。その奥底の人物の意識、背景、関係性を手繰らないと一歩も先に進めません。得意分野ではあるんですが、出来れば目も笑わせたい。うーん。実に今回の企画意図に沿った、バトルの精神ですねぇ。でも、そんなわけで、コイナカチームと競い合ってる暇も余裕もありません。

「深津迷宮」
泊篤志(飛ぶ劇場代表)

深津迷宮というものがある、と思う。いや劇作なんて作業は常に迷宮に分け入っていく様なもので、だったらどんな戯曲も迷宮かも知れない。しかし、深津迷宮は特殊だ。すべて夢で起こった事を書き留めただけ、な支離滅裂な「幻視」だけで書いている様な気もするし、緻密に「計算」した上での迷宮な気もする。そのどちら共が共存しているのだとも考えられる。その深津迷宮に迷い込んでしまった我らコイナカチームの行方や如何に。

コイナカデアル
  『コイナカデアル』 (c)谷古宇正彦

いちごの沈黙
 『いちごの沈黙』 (c)谷古宇正彦




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(サイトトマリ)
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