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リージョナルシアター・シリーズ2007 創作・育成プログラム部門


創作・育成プログラム部門での公演は、北川徹の新作『浮力』をリージョナルシアター・シリーズのプロデュースで上演いたします。

2001年にリージョナルシアター・シリーズに初登場した北川徹は、その後も2003年に若手演出家コンクール審査員特別賞(日本演出者協会主催)を受賞するなど着実に力をつけ、札幌にあるTPS北海道演劇財団を中心に作品を発表してきた今後の飛躍に期待がもてる劇作家・演出家のひとりです。

今公演では、普段から北川徹と作品を創作している札幌の俳優・スタッフではなく、メンバー全員を東京で活躍する俳優・スタッフ陣で固めました。

北川曰く「自分が一緒にやってみたかった俳優・スタッフが全て揃った」という出演者には、燐光群の俳優として20年以上第一線で活躍し、多くの名作舞台に出演してきた猪熊恒和、『無頼漢』(流山児祥・演出/日本劇団協議会)、『鵺/NUE』(宮沢章夫・演出/世田谷パブリックシアター)など話題作への出演が続き、独特の存在感で観客を魅了する下総源太朗、今、最も勢いのある劇団のひとつTHE SHAMPOO HATの旗揚げからのメンバー多門勝、映像を中心に活躍し舞台にもその領域を広げる期待の若手俳優足立信彦、そして指輪ホテルやニブロールなどに出演し多種多彩な表現に華麗に適応する身体をもつ稲毛礼子が紅一点で入り、充実のキャストが顔を揃えました。

スタッフには、齋藤茂男(照明)、加藤ちか(美術)、相川晶(音響)、大川裕(舞台監督)などが参加。強力なスタッフ陣で北川徹の新作が製作され、にしすがも創造舎特設劇場にどのような演劇空間が立ち上がるのか期待が膨らみます。

さまざまな地域の人々が集い創作活動を展開している東京で、札幌在住・北川徹がつくる、「旅をする人たち」「死んだ人たち」「働く人たち」の物語、『浮力』にご期待ください。

TIFポケットブック
もくじ
mark_tif TIFについて
mark_sugamo 巣鴨・西巣鴨
mark_ort 肖像、オフィーリア
mark_america アメリカ現代戯曲
mark_atomic
mark_portb 『雲。家。』
mark_ilkhom コーランに倣いて
mark_familia 囚われの身体たち
mark_rabia 『これがぜんぶエイプリルフールだったなら、とナンシーは』
mark_druid 『西の国のプレイボーイ』
mark_becket ベケット・ラジオ
mark_regional リージョナルシアターシリーズ
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