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Profile プロフィール

劇団プロフィール

WATER33-39
97年結成の「清水企画」が前身。札幌の小劇場で活動し、05年、初の東京公演となった若手演出家コンクール(日本演出者協会主催)において『隣りの王様』を発表し、優秀賞受賞。同年『ハムレット』でソウル公演。06年、作品が道内、そして道外や海外へ、ゆっくり波紋を広げていくようにと、「WATER33-39」になる。「人と人とがどのように関わり合っていくか」がテーマの作品世界は、会話劇の他に、脚本がなく毎回物語が変わる無言劇や、一時間に編集した効果音に俳優が合わせる実験劇など毎回違う雰囲気をみせるが、根底には「演劇の自由と不自由を考える姿勢」が変わらず意識されている。
代表を務める清水友陽は、札幌市教育文化会館で毎年開催されている教文演劇フェスティバル(主催:(財)札幌市芸術文化財団)の実行委員として企画運営に参加、北海道舞台塾実行委員会主催事業での脚本・演出など、地元の文化財団や公立文化施設の多くの事業に参加し、札幌の次代の演劇界を担う脚本家・演出家の1人でもある。07年12月にNHK総合にて全国放送された『雪あかりの街』(NHK札幌放送局制作)の脚本も務め、テレビドラマのシナリオに初挑戦するなど、その活躍の場を拡げている。

WATER33-39オフィシャルサイト

アドバイザー・プロフィール

深津篤史
1967年兵庫県生まれ。同志社大学大学院卒。大学の劇団・第三劇場を経て、87年劇団B‐コレクション(後にシステムKに改名)の旗揚げに参加。92年仲間2人と大阪で劇団「桃園会」を旗揚げし、主宰者として劇作、演出を手がける。98年『うちやまつり』で岸田國士戯曲賞受賞。同年、飛田演劇賞快挙賞、兵庫県芸術奨励賞、99年大阪市咲くやこの花賞を受賞。日常の人間関係のささいなひずみを通して人間の暗部や喪失感を描いた作品を多数発表。他の劇団への書き下ろしや演出なども行う。大阪現代舞台芸術協会理事長を務める。